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10年後のあなたが変わるFP情報

2021.08.31

家計・消費

テーマ:

「コロナで <家計の平均像> はこうなった!?」(2021年8月号)

FPユニオンLabo 10年後のあなたが変わるFP情報2021年8月号

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「コロナで <家計の平均像> はこうなった!?」

 

こんにちは。フィナンシャルプランナーの千葉です。

私は、FP相談の現場で家計の平均像をお伝えするためのツールを作成しているのですが、

2020年の家計調査を分析することで、新型コロナが家計に与える影響がはっきりしてきます。

 

2020年の家計の変化、平均像を一緒に振り返りながら、「我が家」はどうだっただろう?また、「アフターコロナはどうなるだろう?」と想像して頂ければと思います。

 

●    2020年 の 収入は…

 

家計調査では、支出について話題になる事が多い印象ですが、収入情報も集計されています。過去5年分の世帯主収入、配偶者の収入をまとめた表が以下になります。

 

過去5年間の収入の変化(勤労者世帯)

 

世帯主収入は、2019年まで緩やかに上昇してきましたが、2020年は-0.7%と頭打ちになりました。一方で配偶者収入をみると、世帯主収入よりも高いペースで増加してきています。この背景は、配偶者の労働時間の伸びによるところが大きく、共働き世帯やパートタイムで家計を補う世帯が増えていると考えられます。

 

2020年は、世帯全体(夫婦)の収入でみると、わずかに増加している結果となっていますので、平均的な勤労者世帯の収入環境は大きなダメージを避けられたと言えそうです。

 

ただし、新型コロナウイルスは自営業、ビジネスに確実に影響を与えましたよね。

それは、次の支出のデータから見えてきます。

 

●    コロナで家計は節約傾向に

 

コロナの影響で外食や旅行の機会が減った等、支出が減った実感がある方も多いかも知れません。次の表は過去5年間の総務省家計調査の消費支出の推移(変化率)をまとめたものですが、2020年の消費支出は前年の-6.5%と、例年よりも突出して下がっていることが分かります。

また、単身者世帯は消費支出の減少はさらに顕著で、前年の-8.1%でした。

 

 

この支出の抑制、家計にとっては節約できたというプラスでもあり、その分野のビジネスが厳しい環境だったという事でもあります。具体的にみていきます。

 

【 コロナで支出が減少した項目は? 】

 

1位 被服及び履物 -20.1%

外出の機会が減って、洋服を買いに行く機会そのものが減ったという方も多いのではないでしょうか?

被服及び履物の内訳(小分類)を見ても、男性用・女性用、大人向け・子供向けのジャンルを問わず減少しています。

 

2位 教養娯楽 -18.4%

教養娯楽サービスには旅行関連や習い事などが含まれます。内訳では旅行関連の落ち込みが大きく、宿泊料は-40.8%となりました。

 

3位 交通・通信 -10.1%

交通費、自動車関連(購入、維持費)、通信費などが含まれる項目で、鉄道運賃などの交通費が-50%と大きく減少しています。

交通・通信の中でも、自動車関連の支出(自動車等関係費 -3.6%)はやや減少する程度、通信費(通信 0%)はほとんど影響がありませんでした。

 

【 内訳をみると2極化しているのは… 】

 

医療費(-1%)

保健医療用品・器具の購入(体温計から紙おむつまで、様々な品目を含む)が+18.8%と増える一方で、保険医療サービスの利用(医院・歯科診療代や入院料など)は-8.3%と減少。2局化が進んでいました。

 

食料(-3.6%)

内食関係の支出増加(魚介類+4.6% 肉類+8.2%など)と、外食(-30.0%)の支出の落ち込みの差がはっきりと出ました。

 

【 支出が増えた項目 】

 

1位 家具・家事用品 +3.4%

項目としては2019年に引き続き上昇している形で、コロナの影響とはいいがたいですが、内訳をみると2020年に寝具類(+13.5%、2019年は-9.8%)、家事用消耗品(+11.5%、2019年は+4.9%)が大きく伸びています。

 

2位 光熱・水道 +1.4%

数字の変化幅は小さいですが、2016年から一貫して減少してきた支出が2020年にプラスに転換。

 

●    アフターコロナにむけて

ここまで、コロナの家計への影響を家計調査を通して見てきましたが、皆さんにも心当たりがある項目、逆に、意外な項目はありましたでしょうか?

 

「我が家の家計は、平均よりも優秀だろうか?」

「無駄遣いしていないだろうか?」

弊社では、このような比較をできるサービスを提供していますが、なかなか難しいのがコロナ下の統計です。

そして実は、皆さんが家計を把握する上でも、これは同じことが言えます。

 

今回のようなコラムで何が変わったかを知ることによって、アフターコロナの家計を展望するヒントにしていただけると嬉しいです。

弊社では、ライフプラン作成のタイミングで家計状況を一緒に確認したり、その方の状況にあわせた住宅購入、保険、資産運用などの各々のレクチャーも実施しています。

各種相談は、㈱FPコーチングLaboで受けることができます。

 

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