COLUMN
10年後のあなたが変わるFP情報
2020.05.14
家計・消費
テーマ:
「収入減に備えて、体力のある家計をつくろう」(2020年5月号)
・・・ 目 次 ・・・・・・
- FPコラム【「収入減に備えて、体力のある家計をつくろう」】
- WEB相談開催、ご利用された方の声
- WEB相談 こういう方に向いています
□■□「収入減に備えて、体力のある家計をつくろう」~下山千佳子 □■□
体力のある家計にするためには・・・
❶ 家計の支出を点検しよう
一番に必要なのは、支出の点検 をすることです。
私は、ファイナンシャルプランナーとして15年、1500件以上の
家計やライフプランをみてきました。家計は各々で、一つとして同じ家計はありません。
同じ年収500万円でも貯蓄されている金額が多い家計もあれば、全く無い家計もあります。
また、年収1000万円の家計の方が500万円の家計より貯蓄が多いかと言えば
そんなこともありません。
特に近年は、共働きのご夫婦が多く、お財布が2つあるので、
「お互いが貯蓄していると思っていたけどそうでもなかった」とか、
お互いカードを使っていて、
「何にいくら使っているか全くわからない。」
「もっと早く、見える化しておけば良かった」
とお話されるご夫婦も珍しくありません。
例えば、バスタブにいくら水を入れても穴が開いていたら、水は貯まらないですよね?
それと同じで、収入の水を流しても穴が開いていたら、漏れてしまって貯まらないのです。
ここでのポイントは、最初に「コロナ前の家計の支出を点検します」
(今の家計はコロナ前に比べて、食費や光熱費は大きく上がり、 外食費、交通費、衣服費、レジャー費が下がっているので、 コロナ後のことを考えて、まずはコロナ前を点検してみましょう) |
![]() |
❷ お金の価値観を確認して、本当のお金の優先順位をつけよう
食費や光熱費、日用品費など、生活に必要な支出は、
この金額が本当に必要かということをチェックしてみましょう。
それ以外のお金については、コロナ後にも本当に必要かを検討すると共に
「このお金を使うことで得られているものは何か?」
「今、このお金を使うことによって大事にしたいことは何か?」
ということを自問または、ご家族同士で話し合ってみる良い機会だと思います。
それによって、自分や家族の価値観がわかり、本当のお金の優先順位が
見えてくるはずです。今こそ「質の高い家計に変えるチャンスです!!」
❸ 固定費に注目しよう
支出を見直すにあたり、「固定費の支出が削減できる余地があるか」
を確認しましょう。固定費は、家計に与える影響が大きいので、
あまり痛みを伴わずに支出削減できる可能性があります。
・住宅費(住宅ローン、家賃他)
・生命保険料
・損害保険料
・携帯などの通信費
・教育費
・車関連費
・その他、通帳から毎月定額が引き落とされているもの
など
特にここで、注目していただきたいのは2つ
生命保険料
まずは、生命保険料。
生命保険は、同じ保障でも同じ保険料とは限りません。
どこで加入するかによって保険料が変わります。
一番良くないのは、
「何に入っているかわからないけど保険料だけ引き落とされている」家計です。
でも、残念なことにそういうご家庭は沢山あります。
残念ながら、生命保険は、かなり複雑になっており、
「よくわからない」という方がとても多いのです。
証券を見せていただいて、
「こんな保障の保険に入っていますよ」とお伝えすると
「知らなかった」とか、「もっと早く良い保険に変えておけば良かった」
という方も少なくありません。
保険の難しいところは、加入時期や商品、内容によって違い、
「見直しして違う保険に変えたほうが良い」場合と
「お宝保険で今はもうこんなに良いものに入れない」場合があります。
保険の見直しに関して気を付けないといけないのは、
見直しして知らないうちに良い保険を解約されてしまっているケース。
そういうケースもよくみかけますので、
内容をきちんと確認し、納得いくまで質問しましょう。
また、
「お勤めの企業で自分に万一があった場合、どれだけの保障が準備されているのか」
「労働組合などの共済で利用できるものがあるのか」
なども、保険を見直す際の重要なポイントになります。
【勤め先の企業内保障や労働組合の共済をも加味した
ムダのない本当の保険見直しをしたいけど、自分ではわからないと
いう方はこちら → https://fpc-labo.com/insurance/ 】
その他、通帳から毎月定額が引き落とされているもの
毎月、定額で引き落とされているものがあれば、
「これは、本当に必要なのか?」を考えてみましょう。
時間がなかったコロナ前の生活では、
「使うと思って加入したけど、解約が面倒でそのままになっている」
「必要かどうかわからないけど、少ない金額だからあまり気にしていない」
という家計が多くありました。
定額で払っているものやオプションなど必要かどうかが?のまま、
払っているものはありませんか? 少額であっても塵も積もれば山となります。
□■□ WEB相談開催、ご利用された方の声 □■□■□
~ご利用者された方の声~
「移動時間がないので、とっても楽」
「時間的にも融通がききそうなので、夫婦そろって受けられる」
「何時までに家にいなければ…ということを気にせずにすんだ」
「WEBなので、首都圏でなくても受けられる」
「WEBではあるが、ちゃんと相手の顔が見えているので安心感がある」
実際にWEBで相談させていただいたFPの感想
「WEB相談をはじめて、直接の面談と比べて、相談される方に利点がある事が分かりました。
自宅で相談できるので、小さなお子様のことを心配することもなく、
帰りの時間を考えることもないので、じっくりと会話に集中されています。
お客様がゆっくりと、ご自分やご夫婦のお金の価値観について
思いめぐらせる時間ができて、充実した相談がしやすいと感じています。」
□■□ WEB相談:こういう方に向いています □■□■□
□ 自宅にいる今、お金のことを整理したけど、プロのアドバイスが欲しい
□ 共働き夫婦で収入はあるが、貯蓄が貯まってないので、相談したい
□ 保険の見直しをしたいが、何を残して何をどう変えたらいいのかわからない
□ 勤め先の企業内保障や労働組合の共済も加味した無駄のない本当の保険見直しをしたい
□ 家計の支出の点検をどうやっていいのかわからない
□ 収入が減るので、家計の体力をつけたい
□ 自分たちの利用できるお得な制度を知りたい
□ 収入が下がった家計での将来のライフプランを見て、対策を考えたい
□ 収入減を考えた上で家を買いたいが、いくらまでの予算にしていいのか知りたい
□ 賃貸がいいのか?購入がいいのか知りたい
□ 資産運用を少額から始めたいが何からすればいいのかわからない
□ セミナーで話は聞いたが自分の場合はどうなのか教えてほしい
□ プロのFPに相談したい
など
今の時間を有意義に活用しませんか?-
アフターコロナに備えて
~ 今のうちにプロのFPにWEBで相談したい ~
という方は、
まずは、WEB初回相談 3,600円(税別)へ
※ 初回相談から更に詳細な相談パックを希望される場合は、別途料金が発生します。
お申込みはこちら
↓ ↓ ↓
※ FPユニオンLabo のグループ会社FPコーチングLabo がお受けします
相談詳細はHPへ
↓ ↓ ↓
▼配信停止やメールアドレスの変更は、こちらからいつでも行えます。
おすすめの関連記事
-
「FPがオススメする 日常で使える便利なお金のアプリ」(2020年2月号)
-
「番外編(動画企画):コロナ時代でセミナーや個別相談は、どう変わってきた?」(2021年3月号)
-
「あなたの年収・年齢からみる基本生活費の平均って?」(2023年2月号)
-
「災害に強い家計を作るために知っておくポイント」(2020年7月号)
-
「進級シーズンだからこそ考えたい、準備が必要な子どもの教育費」(2021年2月号)
-
「我が家の家計は平均より高い?低い?」(2021年4月号)
-
「コロナ禍の前と後で、葬儀費用に違いはある?」(2024年10号)
-
「新型コロナウイルス感染症を乗り越える!家計を強くする3つのアクション」(2020年4月号)
CONTACT
お問い合わせ
労働組合の皆様の保険(共済)、住宅購入、資産運用、ライフプランのセミナーはFPユニオンLaboにお任せください。
-
電話でご予約
-
WEBでご予約