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10年後のあなたが変わるFP情報

2021.05.31

ライフプラン

テーマ:

「寿命は何歳まで考えておけば良いの?簡易生命表から見る寿命の考え方」 (2021年5月号)

FPユニオンLabo 10年後のあなたが変わるFP情報2021年5月号

 

□■□■□■□ごあいさつ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

 

みなさま、こんにちは。FPユニオンLaboの八木澤浩司(やぎさわこうじ)です。

5月のコラムのテーマは「寿命は何歳まで考えておけば良いの?簡易生命表から見る寿命の考え方」です。

この間、多くの方の個別相談、ライフプランの作成をしてきた中で、寿命がポイントとなっていることから、寿命について少し掘り下げて考えたいと思います。

 

□■□■「寿命は何歳まで考えておけば良いの?簡易生命表から見る寿命の考え方」~八木澤浩司~■□■□

 

「人生100年時代」というキーワードが浸透して数年が経ちます。

人生100年を見越して国の施策もいろいろと変わってきています。公的な年金制度の改正や老後の資産形成にもつながる確定拠出年金法改正も動きがあります。

また、寿命が延びていることをふまえて、定年退職の年齢も60歳から65歳へ、さらに70歳へと変わり始めています。

 

私たちは個別相談でライフプランを作り、お客様に提案書を作成します。

ライフプランを作成する際にお客様の情報をヒヤリングしていくのですが、基本生活費やそのほかの支出がいつまで続くのか想定するために、「寿命は何歳まで考えますか?」と質問したり、キャッシュフロー表を作成したときには、「資産寿命が●●までですね」などとお話することがあります。

 

※資産寿命とは、老後の生活を営んでいくにあたって、これまでご自身で準備してきた資産が尽きるまでの期間のことをいいます。

 

最近は30代のご夫婦のライフプランの作成のご依頼がとても多いのですが、若いご夫婦に「寿命は何歳まで考えますか?」と質問しても、イメージがわかず「わからないので平均寿命くらいで」といわれることが多いです。

もちろん何歳まで生きるのかは誰もわかりませんし、あくまでも想定の話です。寿命の想定を、例えば100歳など、長く設定すれば必要な生活費が膨大になる可能性もありますので、設定は難しく、イメージがつかないという気分はよくわかります。

 

毎年、厚生労働省から発表される簡易生命表によると、最新の平均寿命は男性81.41年、女性は87.45年です。

 

●改めて振り返る老後2,000万円問題から寿命について

 

寿命のお話の前に、話題となった「老後2000万円問題」とは何だったのか振り返ってみましょう。

令和元年6月に発表された、金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」の中の「長寿化に伴い、資産寿命を延ばすことが必要」の項目で、以下の記載がされていました。

 

「夫 65 歳以上、妻 60 歳以上の夫婦のみの無職の世帯では毎月の不足額の平均は約5万円であり、まだ 20~30 年の人生があるとすれば、不足額の総額は単純計算で 1,300 万円~2,000 万円になる。」(一部抜粋)

例えば、65歳の方が30年間生活すると考えると95歳まで生きるということです。

寿命の想定はいくらでもできることですが、実態に近い想定でなければ、あまり意味がありません。

だからといって、平均寿命もあくまでも平均でしかありません。

 

※平均寿命は、0歳の人の平均余命(あと何年生きるのか)を示したものです。

 

また、平均寿命以外にも、「ある年齢の人が、あと何年生きることができるのか」を表している平均余命も公表されています。以下表1

 

例えば、男性の平均寿命は81.41年ですが、60歳の人があと何年生きるのかの平均余命をみると平均寿命との差21.41年(60歳の平均余命-0歳の平均余命)より長い2.56年長い23.97年です。さらに、90歳の平均余命は4.41年と、平均寿命以上の年齢でも平均余命はあります。

よって、寿命は長く考えた方が実態に近いといえます。

 

●寿命中位数を知っていますか?

 

そうはいっても家計的に短命だからとおっしゃる方もいます。

そこで、もう一つの寿命をみてみましょう。

それは、寿命中位数です。生命表上で、出生者のうち、ちょうど半数が生存し、半数が死亡するとされる年数が寿命中位数です。

 

例えば、65歳まで生存する人の割合は、男が89.6%、女が94.5%。75歳まで生存する方の割合は男75.8%、女88.2%。90歳まで生存する割合は男27.2%、女51.1%となっています。

数を見ていただくと、男女とも寿命中位数は、平均寿命を上回ります。

 

年齢ごとではなく、全体の出生者のうち半数が生存すると期待される年数の寿命中位数は、最新の情報で男84.36年、女90.24年となり、男で2.95年、女で2.79年、平均寿命より上回っているのです。

 

●寿命中位数をもとに不足額を試算すると

 

老後2000万円問題で使用された家計調査の数字をもとに65歳から、①最新の平均寿命での試算、②最新の寿命中位数での試算、③年齢95歳までの試算を比べてみましょう

 

このように見てみると、「平均寿命以上には生きていそうだけど、95歳や100歳までといわれると実感がわかない」という方には、一つの目安として、寿命中位数をもとに、寿命の想定をしてみてはいかがでしょうか。

 

いつ、どのくらいお金がかかるのかは、寿命が長くなればなるほど、不安要素になっていきます。

自分の人生において、いつ、どのタイミグで、どのくらいかかるのか、を知ることができるライフプランを作成することを、年齢や性別を問わず、おススメします。

 

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弊社では、ライフプランをはじめ、その方の状況にあわせた住宅購入、保険、資産運用などの各々のレクチャーも実施しています。

 

各種相談は、㈱FPコーチングLaboで受けることができます。

 

また、初回相談も行っています。

 

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※初回相談料:60分 3,960円(税込)

 

面談だけでなく、WEB相談も受付けています。

 

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□■□■6月開催予定・WEBミニセミナーのお知らせ□■□■

 

6月のミニセミナー

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・6月18日(金) 18時00分~19時30分

・6月24日 (木)  14時00分~15時30分

 

※住宅購入WEBミニセミナーの詳細はこちらへ

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少人数だからこそ、自分の気になることをその場で質問しながら解決することができる貴重な機会ですので、是非この機会に資産運用への一歩を踏み出してみましょう!

・6月22日(火)18時00分~19時30分

 

※資産形成WEBミニセミナーの詳細はこちらへ

https://fpc-labo.com/news/detail-66.php

 

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人生の三大資金の一つともいえる子どもの教育資金。一人あたり育てるだけでも、かなりのお金がかかるといわれていますよね。子どもの進路の中には受験、大学進学、留学なども含め、様々な選択肢があります。我が子の進路を考えるにあたり、家計とのバランスも考えながら教育費をどう準備するとよいのか、習い事にどれくらいお金をかける?など、お子様を育てる上でヒントのつまったセミナーです。

・6月15日(火)10時45分~12時00分

 

※教育資金WEBミニセミナーの詳細はこちらへ

https://fpc-labo.com/news/detail-68.php

 

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