COLUMN
10年後のあなたが変わるFP情報
2024.09.27
ライフプラン
テーマ:
「ワンオペ育児と仕事の両立を経験してみて思ったこと」(2024年9号)
10年後のあなたが変わるFP情報(2024年9号)
————————————————————————————————
家庭と仕事との両立はなかなか大変なものです。今号のコラムは2児の父でもある植田FPによる「ワンオペ育児奮闘記」という、いつもとは少し趣向が異なるコラムになっております。
———————————————————————————————–
みなさん、こんにちは。植田です。
先日、妻が足の靭帯断裂で入院&手術をしました。
我が家は3歳と1歳の娘がいるのですが、両家の両親ともまだ働いており、且つ九州に住んでいるため、東京まですぐにヘルプに来てもらうこともできず、その他の親族も近場にはいないため、4日間、僕が一人で仕事と家庭のことを全てしました。(今度セミナーで会った方は褒めてください笑)
日中は保育園に預けるため、妻の入院中にもセミナーを5本したりと、普通に仕事はしていたのですが、朝晩のごはんの準備や買い物、保育園の送り迎え、掃除、洗濯、お風呂、寝かしつけなどがあるため、オール在宅ワークで通常よりも少しだけ早めに仕事を切り上げるなどの働き方の調整をさせてもらいました。
そんな激動の4日間を過ごして感じたことを4つお伝えします。
① 「もしもの備え」の大切さ
今回は短い入院だけで済んだので不幸中の幸いですが、これがもし長期入院や亡くなった場合などにはかなりの家計負担になるだろうと思います。
我が家もですが、最近は共働きのご家庭も増えているので、配偶者の収入がなくなる(減少する)と痛手になる場合には、ちゃんと保障で備えておくことは大切だと改めて思いました。
※もちろん我が家はちゃんと備えています。
② 将来の変化を考える
今回のケースでは入院は短めでしたが、退院後もほぼ動くことができないため、現在もまだ休業中です(執筆時は休業17日目)。①の話にも繋がりますが、長期休業や亡くなる場合には収入面が大きく変わる方もいると思いますので、その場合に対策が取れていないと子どもの進路や住宅を変えざるをえないことになるかもしれません。
また、自分自身も働き方を変える必要がでたり、日常生活部分でも各種支援制度を活用する必要があるかもしれないなど、近い将来から遠い将来まで、様々な変化が生じ、ライフプランがまるっきり別物になりえますので、万一の際にはどう対応するかを考えたり、家族で話し合っておくことが大切だと思いました。
③ 健康面の不安
やはり仕事と家庭の両立はかなり大変で、心身への負荷がかなりあったなと感じています。今は義理母が仕事を休んでサポートに来てくれているので、僕の負荷は少し下がりましたが、義理母も段々と心身の疲労がでてきているので家庭のことも任せきりというわけにはいきません。このように自分自身だけの場合はもちろんですが、親にサポートしてもらう場合でも親の年齢や子どもの年齢、サポートの程度によっては、親の健康面の不安もあるなと感じました。
④ 妻への感謝
日頃は妻が家庭のことを多めにしてくれているからこそ、僕は仕事をしっかりとやることができたり、出張できているということを感じましたので、改めて感謝し、できることは今まで以上にやっていこうという気になりました。
感謝と思いやりの気持ちを忘れずに、円満な家庭を築くことが、色々な意味での安定したライフプランの基礎になるなと思います。
ということで、僕のワンオペ育児奮闘記を通してFPとして感じたことを書いてみましたので、みなさまも改めてご家庭のことを考えるきっかけになればと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※当コラムの著作権は(株)FPコーチングLaboに帰属しています。
コラムの一部または全ての無断転載を禁じます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
~年間300件以上のセミナー講師陣が
「あなたの専属FP&コーチとして最高の未来をサポートします」~
ライフプラン・保険・住宅購入・資産運用のFP相談初回相談は、(株)FPコーチングLaboへ・・・。
https://fpc-labo.com/
※初回相談料:60分 3,960円(税込)
対面式の面談だけでなく、WEB相談も受付けています。
ご希望の方は、こちらをご覧ください
↓ ↓ ↓
https://fpc-labo.com/contact/
▼配信停止やメールアドレスの変更は、こちらからいつでも行えます。
https://q.bmv.jp/bm/p/f/tf.php?id=fpunionlabo
おすすめの関連記事
-
「セミナー講師のFPが語る!幸せになるライフプランとは?」(2022年11月号)
-
「20年前のライフプランシミュレーションが見つかった・・・」(2024年2号)
-
「2022年の経済はどうなる?政府の経済見通しから考える」(2022年1月号)
-
「寿命は何歳まで考えておけば良いの?簡易生命表から見る寿命の考え方」 (2021年5月号)
-
「注目される留学のメリットと費用のお話し」(2023年8月号)
-
「還暦を迎える父と、娘のライフプラン」 (2020年11月号)
-
「石川県小松市が出身の筆者(宮越)の実家被害と自分に何ができるか?を考える」(2024年1号)
-
「健康診断や健診の再検査、受けていますか?」(2022年4月号)
CONTACT
お問い合わせ
労働組合の皆様の保険(共済)、住宅購入、資産運用、ライフプランのセミナーはFPユニオンLaboにお任せください。
-
電話でご予約
-
WEBでご予約